2017年2月17日金曜日

緊急院内集会 TPP崩壊後のメガFTA、 RCEPにどう向き合うか―ジェーン・ケルシーさんを迎えて

【RCEP交渉会合@神戸 開催直前・緊急院内集会】

TPP崩壊後のメガFTA
RCEPにどう向き合うか

 米国のトランプ大統領の登場によって崩壊したTPP。
 しかし米国はその中身を二国間協定に持ち込み、日本を含む各国にさらに強い要求をする流れになっています。一方、世界にはTPP以外にも、米国とEUのTTIP、サービス分野の交渉であるTiSAなど、メガFTAが並行して進んでいます。
 その一つであるRCEP(東アジア包括的経済連携)は、ASEAN10ヵ国と日本、中国、韓国、インド、豪州、NZの6カ国の計16カ国で交渉中の貿易協定です。「中国主導」と言われ米国からも警戒されていますが、果たしてその実態はどのようなものなのでしょうか? 
 2月27日~3月3日まで神戸で開催される第17回RCEP交渉会合には交渉参加国から600~700名も交渉官が参加し、関税、サービス、投資など幅広い分野で交渉を行いますが、その詳細は「秘密」です。
 RCEPには経済力や文化、社会、歴史も多様なアジア諸国が参加しており、日本の私たちの暮らしへの影響だけでなく、途上国や新興国の人々にも直接影響を与えかねません。
 RCEP交渉会合直前のこの日、TPPはじめメガFTAを長年ウォッチし、国際市民社会の声を交渉に伝え続けるジェーン・ケルシーさんをお招きし、RCEP交渉の現状と問題点についてお聞きします。ぜひご参加ください。

●日時:2017年2月23日(木)16:30~18:00
●会場:参議院議員会館 B109会議室
●資料代:1000円
●講師:ジェーン・ケルシーさん(ニュージーランド、オークランド大学教授)


【ジェーン・ケルシーさん/Jane Kelsey】
ニュージーランド・オークランド大学教授。法律・政治、国際的経済規制か゛専門。新自由主義的なグローバル経済がもたらす負の側面へ警鐘を鳴らす。特に自由貿易定に着目。アシ゛ア、南太平洋そして世界の研究者、NGO、労働組合と連携し、国際連帯運動に大きく寄与している。著書に「異常な契約 TPPの仮面を剥ぐ」(農文協)ほか。

●主催:RCEPに対する国際市民会議(PECR)
事務局:アジア太平洋資料センター(PARC) 
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
TEL.03-5209-3455 FAX.03-5209-3453
E-mail:office@parc-jp.org web:http://rcepinfojp.blogspot.jp

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